日中に光を吸収し、暗闇で自己発光する塗料です。
主に街灯が無い場所や、停電時の避難経路誘導など、さまざまな箇所で活用されています。
災害時の備えとして
蓄光塗料の特徴
- 電気・光源不要で発光
-
昼間に太陽光で蓄光し、自己発光します。
反射ではないため光源が不要、電気も不要です。
光源も電気も無い災害時等に役立ちます。 - 高い耐久性
-
災害発生時に効果を発揮できるよう、耐久性を重視しております。
- 長時間、高輝度
-
光源が無い状態で12時間経過した場合でも、文字が識別できるほど発光します。
目印や誘導に支障はありません。 - 既存コンクリート素材に塗布可能
-
塗布にあたり、専用の建材等を使用することなく施工が可能です。
RM蓄光塗料、主な用途
暗闇時、蓄光塗料の箇所ははっきりと視認できます。
RM蓄光塗料の性能、および工程
RM蓄光塗料の蓄光性能
促進耐候性試験1000時間後の蓄光性能(キセノンランプ)
輝度(mcd/㎡) | 経過時間 |
3463 | 2分 |
472 | 20分 |
146 | 60分 |
68 | 120分 |
43 | 180分 |
32 | 240分 |
25 | 300分 |
9 | 720分 |
参考
目視による暗闇での蓄光の明るさ(輝度)の目安
はっきり文字が読める | 10mcd/㎡ |
なんとか文字が読める(判読可) | 5mcd/㎡ |
蓄光部が確認できる(誘目可) | 3mcd/㎡ |
なんとか蓄光部が確認できる | 2mcd/㎡ |
人間の目が視認できる限界 | 0.3mcd/㎡ |
RM蓄光塗料仕上げ工程
※素材はコンクリートを想定
STEP
素地調査
塗布面積や素材状況などの確認し、必要な工程期間やお見積もりを作成いたします。
STEP
下塗り
4回塗布を行います。
1~2回目
使用塗料:RM水性シーラー
標準使用量:0.1~0.2kg/㎡
希釈:無
3~4回目
使用塗料:RM水性ホワイト
標準使用量:0.2~0.3kg/㎡
希釈:水0~10%
STEP
中塗り
2回塗布を行います。
1回目
使用塗料:RM蓄光塗料
標準使用量:1.7~2.0kg/㎡
希釈:水1~5%
2回目
使用塗料:RM蓄光クリヤー
標準使用量:0.4~0.7kg/㎡
希釈:水1~5%
STEP
上塗り
2回塗布を行います。
1~2回目
使用塗料:RM水性クリヤー
標準使用量:0.12~0.15kg/㎡
希釈:水0~10%
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